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覆式落石防護網

マクロネット®

MACRO NET
■対応対策
  • 落石対策
■適用範囲
条件に応じて設計
マクロネット®
落石、斜面安定、岩塊固定など、幅広い用途に適用可能な覆式網工法
マクロネットは、金網とワイヤロープ、アンカーの組み合わせによって落石予防工から落石防護工まで対応する覆式網工法です。部材の組み合わせによって、覆式落石防護網工、岩斜面表層部安定化工、特定岩塊固定工の3つのタイプがあります。
1. 斜面を覆って落石の発生・被害を防止
2. 部材の組み合わせにより、様々な用途
 に適用可能

特長

  1. 部材の組み合わせにより3タイプ展開
  2. 高耐破網性の金網で確実に被害を防ぐ
  3. デブリ荷重を考慮した設計が可能
部材の組み合わせにより3タイプ展開
マクロネットは、部材の組み合わせにより以下3タイプの落石対策工に対応します。
 

覆式落石防護網工
斜面を覆って落石を安全に下部まで誘導します。
落石・土砂崩壊後のデブリ(崩れた岩や土砂の堆積物)荷重を
考慮した設計が可能であり、ネットの引き裂けが防止できます。
 

岩斜面表層部安定工
斜面に金網と縱橫のワイヤロープを張り、ワイヤロープの交点にアンカーを打設します。
アンカーの抵抗力によって岩斜面表層を安定化し、不安定な岩塊の抜け落ちを防止します。
 

特定岩塊固定工
ワイヤネットパネルとアンカーで巨大な岩塊を安定化します。
 
高耐破網性の金網で確実に被害を防ぐ
いずれのタイプにも、主要部材として二重撚線亀甲金網(DTネット)を使用しており、耐破網性に優れています。
 

二重撚線亀甲金網(DTネット)
 
デブリ荷重を考慮した設計が可能
落石・土砂崩壊後のデブリ荷重を考慮した設計が可能なので、落石や土砂によるネット引き裂けを防ぐことができます。

構造

マクロネットは以下の構造部材を組み合わせることで様々な用途に対応します。
 

DTネット(二重撚線亀甲金網)
亜鉛アルミ合金メッキを施したスチール製のワイヤを二重に撚り合わせ、亀甲形状とした高耐破網性の金網です。
さらに特殊ポリマーコーティングしたタイプを用いることで、耐久性を向上させることができます。

 

MOネット(縦ワイヤ付き高耐性ネット)
DTネットの縦方向に、8mmのガイドワイヤを1.5m間隔で配置しています。
設置時に縦ワイヤ同士をレーシングワイヤで接続します。

 

PWパネル(高強度ワイヤネットパネル)
ワイヤの交点を結合したワイヤネットパネルです。
端部をアンカーに固定し、危険岩塊落下エネルギーを抑制します。
(DTネットと併用)
 

実験

構造部材の基礎実験


 
実験方法 面内方向引張試験
実験部材 PWパネル
時期 2010年
場所 新潟県
PWパネルの引張荷重に対する性能を明らかにし、設計計算に反映させました。

構造部材の基礎実験


 
実験方法 面外方向押し抜き試験
実験部材 PWパネル
時期 2011年
場所 新潟県
PWパネルの押し抜き荷重に対する性能を明らかにし、設計計算に反映させました。

施工

1. 金網設置①
1. 金網設置①
クレーンやモノレールを用いて、金網を斜面上部へ移設します。
2. 金網設置②
2. 金網設置②
金網を斜面上部から下ろして設置します。
3. アンカー削孔
3. アンカー削孔
各アンカーの打設位置を削孔し、アンカー体を挿入します。
4. グラウト注入
4. グラウト注入
グラウトを所定の配合で練り混ぜ、孔内に注入します。グラウトの強度が設計値を満足するまで養生します。
5. アンカー確認試験
5. アンカー確認試験
アンカーの確認試験を行い、設計耐力を満足しているか確認します。
6. 金網結合
6. 金網結合
金網の接合部を連結ロープで縫い合わせます。横ロープを設置し、結合コイルで金網と結合します。
7. アンカー頭部設置
7. アンカー頭部設置
アンカーロッドに支圧板・ワッシャー・ナットを取り付け、金網を押さえつけます。
8. 完成
8. 完成
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