落石災害・崩壊土砂災害・雪崩災害の対策製品

お問合せ

製品ラインアップ

Products
HOME製品ラインアップ > QTフェンス™

仮設防護柵

QTフェンス™

QT Fence™
■対応対策
  • 落石対策
■適用範囲
対応落石エネルギー:~10kJ
QTフェンス™
落石対策便覧に対応した
待受け式の仮設防護柵
QTフェンス™は、災害後の応急対策や本設対策工設置までの落石対策で使用可能な仮設防護柵です。実物供試体に対する重錘自由落下実験を行い、落石捕捉性能を確認しています。堆積土砂に対する適用範囲は、高さ1m程度が目安になります。大規模な基礎は不要なため、道路際だけでなく斜面上にも設置することが可能です。
1. 待受け式の仮設防護柵
2. 落石対策便覧に対応

特長

  1. 落石対策便覧の実験による性能検証の条件に適合
  2. 人力施工可能で迅速に設置
  3. 部材を備蓄として保管が可能
 
落石対策便覧の実験による性能検証の条件に適合
QTフェンスは、実物供試体に対する重錘自由落下実験を行い、10kJまでの落石エネルギーに対応することが確認されています。実験は「落石対策便覧(2017年12月改訂版/公益社団法人 日本道路協会)」で示される「実験による性能照査法」に準拠しています。本設対策工設置までの仮設対策の段階から性能が照査された製品を使用することで、現場での安全性向上に繋がります。


実物供試体による衝撃載荷実験を行い、落石捕捉性能を確認しました。
 
人力施工可能で迅速に設置
主に現場で使用する「単管」で基礎を構築するため、大規模な基礎を必要としません。また、シンプルな構造かつ部材が軽量なので、容易に設置・撤去を行うことができます。人肩運搬・人力施工が可能で、設置時間も短縮できます。


人力運搬・人力施工が可能で、短工期を実現します。
 
部材を備蓄として保管が可能
部材はコンパクトに保管できるので、災害後の応急対策用の備蓄品として保管いただくことができます。保管場所がない場合は、当社の工場で保管したものを迅速に納品します。単管は現地調達もしくは当社からの購入をご選択いただけます。


部材はコンパクトに保管が可能です。

構造

QTフェンスは、支柱、ひし形金網、ワイヤロープ、緩衝金具、間隔保持材で構成されています。主に現場で使用する「単管」で基礎を構築するため、大規模な基礎を必要としません。支柱は、基礎で使用する同規格の単管と支柱フレームを現地で組み立てる構造になっています。
 
正面図




横断図

 

実験

実物供試体による衝撃載荷実験

 
落石に対する性能照査実験 
実験対象 QTフェンス
実験方法 実物供試体に対する重錘自由落下実験
時期・場所

2024年

新潟県

柵高・延長

2.0m

9m(3スパン, 支柱4本)

重錘形状・材質

多面体

コンクリート

重錘密度・重量

2.3t/m3

33.7kg

落下高さ 32.2m
衝突速度 25.1m/s
載荷エネルギー 10kJ
実物供試体による衝撃載荷実験を行い、道路土工構造物技術基準で規定されている要求性能2を満たしていることが確認されています。
実験は、落石対策便覧(2017年12月改訂版 / 公益社団法人日本道路協会)の、実験による性能検証の条件に適合しています。
その他製品における落石対策便覧に適合した実験動画は こちらをご覧ください。

施工

1. 支柱基礎・山側控え基礎設置
1. 支柱基礎・山側控え基礎設置
支柱、山側控えの基礎となる杭を打ち込みます。
2. 支柱組立・山側控え単管設置
2. 支柱組立・山側控え単管設置
支柱を組み立て、山側控えの単管を設置します。
3. 上弦材・下弦材設置
3. 上弦材・下弦材設置
隣り合う支柱同士を繋ぐ単管を設置します。
4. ワイヤロープ設置
4. ワイヤロープ設置
ワイヤロープを設置します。
5. 間隔保持材設置
5. 間隔保持材設置
間隔保持材をワイヤロープに取り付けます。
6. 金網設置
6. 金網設置
金網を設置し、ワイヤロープと結合コイルで接続します。
7. 完成
7. 完成
お問合せはこちら
お問合わせフォーム