この度、弊社のエネルギー吸収型小規模落石防護柵「ARC(アーク)フェンス」が、公共工事等に関する技術水準を高めることが見込める技術として、「平成29年度 評価促進技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))」に選定されました。
国土交通省では、公共工事等において新技術の活用を促進するために、新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)を整備し、「評価促進技術」などの有用な新技術に関わる情報をインターネットで公開しています。
「評価促進技術」は、その活用促進に向けた優遇措置として、総合評価落札方式で当該技術が提案された場合、その審査において積極的に評価されます。また、「施工者希望型」においては、発注者が適切と判断する場合に工事成績評定の加点対象となります。
なお、「評価促進技術」は、国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)登録技術で活用・評価を行ったものの中から、以下を選考要件として、有識者会議において選定されるものです。
・従来に比べ飛躍的な改善効果が発揮される。
・先駆的な技術で、幅広い活用が期待できる。
・画期的な技術で、飛躍的な活用効果の改善が期待できる。
・国際的に先端を行く、または先進諸国への技術展開が期待できる。
・応用性、適用性、普遍性等が高く、国内及び国際的な諸課題の解決に貢献できる。
弊社は、公共工事等においてARCフェンスの活用・評価が促進され、同製品が「推奨技術」「準推奨技術」へと上位選定されるよう、製品の改良と拡販に努め、全国の災害対策に貢献してまいります。
◆ ARC(アーク)フェンスとは
ARCフェンスは、最大100kJの落石エネルギーに対応するエネルギー吸収型の落石防護柵です。人力施工による高い施工性を有しており、狭隘地や民家裏、山腹等、場所を選ばず、様々な現場での落石対策に適用が可能です。
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