これまでの常識を覆す、
斜面災害対策製品の開発
私たちは、現在の災害対策の常識を一旦疑い、さらなる改良の余地を追求しながら製品・技術開発に取り組んできました。例えば従来、落石・雪崩への対策はそれぞれ専用の防災製品を設置するのが一般的でした。私たちは、単一の製品で両方の災害を防げるのではないかという発想から、「三角フェンス」などの落石防護・雪崩予防兼用フェンスを開発。その開発工程の基盤にあるのは、災害への深い理解と高い技術力でした。
製品の素材にこだわらず、
常に最適な対策を模索
私たちが開発した新技術の一つに、土を主材料とした落石防護補強土壁「ジオロックウォール」があります。従来の土堤工法を落石対策として実用化するため、盛土量と捕捉できる落石の相関関係についての実験を実施。そのデータをもとにコンパクトながら高いエネルギー吸収性能を持った落石防護補強土壁の開発に成功しました。私たちは常に新しい発想で、現場の課題を解決する最適な対策を模索し、新たな価値を持つ製品の開発を推進します。